オリックスは山本－宮城で王手なるか

　『2022 パーソル クライマックスシリーズ パ』はオリックスが先勝し、アドバンテージ含め2勝0敗とリード。13日の第2戦はオリックスが宮城大弥、ソフトバンクが板東湧梧を先発マウンドに送り出す。

　12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の池田親興さんは、「宮城の方は初戦勝っているので楽に入っていける」と切り出し、「山本由伸が（ソフトバンク）打線を止めてくれたことは良かった」と、第1戦の完封リレーが宮城にとってもプラスに働くとの見解を示した。

　一方、0勝2敗で負けたら後がなくなるソフトバンクの先発・板東は、前回対戦の9月17日（京セラD大阪）で山本と投げ合い8回2失点。黒星こそついたが、球界が誇るエースと堂々たる投げ合いを演じた。

　池田さんは「前回対戦でオリックスをきっちり抑えている。彼の良さであるコントロールと球数を抑えて長いイニングを投げていくことで、今日負けたことを忘れさせてくれるような投球をしてくれれば。彼に任せるというのもおかしいんですが、もう彼に任せるしかないので、頑張って欲しい」と期待を寄せた。

　オリックスが一気に王手をかけるのか、ソフトバンクが待ったをかけるのか…。CSファイナルステージ第2戦は18時00分開始予定だ。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』