3イニング連続ソロ被弾、6回は無死一、三塁で降板も
パドレスのダルビッシュ有投手(36)が12日(日本時間13日)、ドジャースとの地区シリーズ第2戦に先発登板。元阪神のロベルト・スアレス投手(31)の火消しにも救われ、6回途中3失点で勝利投手の権利を得た。
7日(同8日)のワイルドカードシリーズ初戦・メッツ戦は、7回1失点の好投で勝利投手。中4日で今ポストシーズン2度目のマウンドに上がったダルビッシュは、1点の援護をもらった直後の1回裏、二死から3番・フリーマンに中越えソロを浴びあっさりと追いつかれた。
2回は先頭の5番・マンシーに高めに浮いたスライダーを右翼席へ運ばれ2失点目。3-2と逆転してもらった直後の3回は一死から2番・T.ターナーに初球のスライダーを左翼席へ運ばれ、3イニング連続ソロ被弾で再び追いつかれた。
4回は一死から四球と安打で一、二塁のピンチを招くも、後続を連続三振斬り。5回は先頭の1番・ベッツに四球を許すも女房役・ノラの盗塁阻止にも救われゼロを刻んだ。
直後の6回表、パドレスは7番・プロファーの右前適時打で4-3と再び1点リード。しかしその裏、続投したダルビッシュは先頭から連打を許し、無死一、三塁のピンチでマウンドを降りた。リリーフしたのは昨年まで阪神でプレーしていたスアレス。虎の元守護神はまず6番・J.ターナーを空振り三振に仕留めると、続くラックスは注文通りの二ゴロ併殺斬り。圧巻のパーフェクト救援で1点リードを保った。
ダルビッシュは5回0/3で99球、7安打3失点、7奪三振2四球の内容。1点リードの7回も続投したスアレスは、一死二、三塁のピンチを招くも後続をキッチリと封じ、2イニング連続でゼロを刻んだ。