2022.10.22 18:30 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 5 | 終了 | 3 | オリックス・バファローズ |
神宮 |
2年連続タイトル4冠、満を持して初戦先発も…
オリックスの山本由伸投手(24)が22日、ヤクルトとの「SMBC日本シリーズ2022」第1戦に先発登板したが、アクシデントに見舞われ5回途中4失点で緊急降板した。
昨年に続き日本シリーズ初戦を託された右腕。その立ち上がり、先頭の塩見に左前打を許すと、二死後、4番・村上にはストレートの四球を与え一、二塁のピンチを招いた。5番・オスナには3球目のカーブを三塁線へ弾き返されると、ライン上を襲ったゴロはフェア判定。これが2点適時二塁打となり先制された。
直後に味方打線がすかさず2-2の同点に追いついたが、3回は塩見に中越えソロを浴び3失点目。4回はオスナに高めに浮いたカットボールを左中間席へ運ばれた。山本の1試合4失点は、6回4失点でレギュラーシーズンで最後の黒星(5敗目)となった7月16日の楽天戦(楽天生命パーク)以来。1試合2被弾は今季初となった。
2点ビハインドの5回は、先頭の代打・キブレハンに3球投じたあと、自ら異変を訴える形でベンチ裏へ。そのまま2番手・比嘉が告げられ緊急降板となった。
山本は4回0/3で64球、2被弾含む4安打4失点の登板結果。昨年の日本シリーズは第1戦で6回5安打1失点、第6戦で9回6安打1失点と好投するも、いずれも白星なし。同シリーズ3度目の先発も、初白星はつかめなかった。