ニュース 2022.10.27. 06:29

オリックスを救った宇田川優希 大魔神を彷彿?「フォークの使い方」に谷繁氏も熱視線

無断転載禁止
見事なリリーフを見せた宇田川優希 (C) Kyodo News

「フォークを操っているのがすごい」


 『SMBC日本シリーズ2022』は26日に京セラドーム大阪で第4戦が行われ、オリックスが1-0で辛勝。

 これでシリーズの対戦成績を1勝2敗1分とし、ホームで反撃の狼煙を挙げた。




 0-0で迎えた3回裏、二死ながら二塁のチャンスに杉本裕太郎がレフトに運ぶ安打。中川圭太が還り、ほしかった先制点をもぎ取る。

 先発した山岡泰輔も走者を背負いながら粘りの投球を見せ、4回までゼロ行進。5回に一死から塩見泰隆に三塁打を浴びると、ここでベンチはスパッと交代を決断した。

 代わって登場したのは今季途中から支配下登録された2年目の宇田川優希。大ピンチでの起用だったが、山崎晃大朗と山田哲人を連続三振に斬る圧巻の投球を披露。1回と2/3を4奪三振で無失点に封じる快投を見せ、ベンチの期待に応えた。

 7回と8回は山﨑颯一郎が無失点でつなぎ、最終回はジェイコブ・ワゲスパックが無死二塁のピンチを切り抜けて完封リレー完成。虎の子の1点を守り切ったオリックスが、今シリーズ初勝利を挙げた。


 26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣は、勝負のポイントに「5回の継投」を挙げた。

 1点リードの5回表、先発の山岡泰輔は先頭を斬るも、塩見に三塁打を浴びて一打同点のピンチ。ここで中嶋聡監督は「山岡が70~80球に差し掛かってボールが浮いてくる」という点と、「三振が取れる投手を」という点から交代を決断。宇田川をマウンドに送った。

 谷沢健一氏は「ヤクルトの打者陣もこのシリーズがほぼ初見になるので、どんなまっすぐを投げるのか、どんなフォークが来るかというのが映像だけでは分からないと思う。思っている以上に速いし、思っている以上に落ちるぞと。勢いにやられている感じがしますよね」と語り、交流戦後にデビューした若き右腕の勢いに注目。

 谷繁元信氏は「ストレートの速さもそうですが、僕はやっぱりフォークが大きな武器だと思う」と述べ、印象的なシーンに“山田哲人との対戦”を挙げた。

 「二死三塁で山田を見逃し三振に仕留めるんですが、最後はストライクゾーンのフォークボール。山田はフォークが頭にあってマークしていたからこそ手が出なかったし、宇田川はそれを分かってストライクゾーンに投げ込んでいる。そうやってフォークを操っているのがすごいなと」と谷繁氏。

 この“フォークの投げ分け”については、「僕の記憶というか経験で言うと、佐々木(主浩)さんがこういうことをやっていましたね。相手がフォークを意識しているなと見ればストライクゾーンに投げてきて、振ってきそうだなという相手には低めに落とすと。久しぶりに思い出しましたね」とかつてのレジェンドストッパーの名前も挙げながら、宇田川の投球を絶賛した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』



【PR】オリックス・バファローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

今季リーグ4連覇と日本一奪還を目指すオリックス。エースの山本由伸が抜けた穴を埋めるのは宮城大弥か山下舜平大か先発陣の活躍に注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西