ヤクルト・石川雅規

◆ 日本シリーズ最年長勝利はならず

 『SMBC日本シリーズ2022』第4戦は、1-0でオリックスに軍配。ヤクルトは先発の石川雅規が5回1失点と粘投したが、打線がオリックス投手陣に抑え込まれ完封負け。シリーズ2勝1敗1分けとなり、V2王手は第5戦以降にお預けとなった。

 42歳の大ベテランは苦しみながらも先発投手の役割を果たした。1回二死満塁、2回二死一・二塁のピンチを切り抜け、3回に杉本裕太郎へ左前適時打を許し失点。試合序盤は細かい制球に苦しみ先制点も献上したが、4回以降は打者6人で片付け、5イニングを88球、2安打5四死球1失点にまとめた。

 26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣からは、現役最多通算183勝をマークしているプロ21年目の石川が見せた投球に賛辞が送られた。

 谷繁元信さんは、石川の5回1失点という結果について「十分でしょう。ベテランらしいピッチングを今日も見せてくれた」と振り返り、番組MCを務めた野村弘樹さんは「決してスピードがなくてもインコースにこれだけ突っ込める」と、最速134キロのストレートを駆使した投球を称賛。内に秘めたマウンド度胸にも言及しつつ、「だからこそ、これだけ長い間(現役を)続けられていると思うんですよね。ある意味称賛に値するピッチングをしたと思います」と評価した。

 また、谷沢健一さんは「(42歳という)年齢を感じさせない。ストレートといい、変化球の使い分けといい申し分ないでしょう」と変幻自在の投球を称え、2打数0安打1四球に抑えた吉田正尚との対戦では「バッティングをさせないようなセカンドゴロ。これは頭が下がりますね」と最敬礼だった。

 昨年は41歳10カ月で日本シリーズのセ・リーグ最年長勝利記録を更新した“小さな大投手”。1950年の若林忠志(毎日)の42歳8カ月を抜く日本シリーズ最年長勝利記録は持ち越しとなったものの、今年も大舞台で健在ぶりをアピールした。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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