ロッテの秋季練習が1日、ZOZOマリンスタジアムで行われ、侍ジャパンに選出された佐々木朗希が、5日から始まる野球日本代表・侍ジャパンの強化試合『侍ジャパンシリーズ2022』に向けてフリー打撃に登板した。
ウォーミングアップを終えたあとは投手と野手にわかれてトレーニングし、その後投手陣はキャッチボール、野手陣は佐々木朗希のフリー打撃に向けてティー打撃。佐々木はウォーミングアップ後、投手陣の全体練習から外れ、ショートダッシュ、キャッチボールなどでフリー打撃の登板に備えた。
佐々木朗希は、岡大海、髙部瑛斗、安田尚憲、山口航輝の4人に2打席ずつ投げ、合計33球を投げた。吉井理人監督、福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチ、黒木知宏投手コーチらが見守り、さらにキャッチボールを終えた投手陣も佐々木朗希の投球を見つめた。
佐々木朗希は先頭の安田にセンター前に弾き返され、安打を放った安田はセンターに抜けたのを見て、右手を突き上げガッツポーズ。それでも、佐々木は髙部を空振り三振に斬ってとると、山口の5球目にレフトへ特大のファウルを打たれたが、最後はフォークで空振り三振に仕留め、岡も二ゴロに打ち取った。
2打席目は1打席目にセンター前に運ばれた安田に対して、2球目に声をあげながら投球し、3球目に中飛。続く髙部の2球目にセンター前に打たれた。髙部との対戦を終えたところで、黒木コーチから「22球、どうする?」と伝えられると、佐々木朗希は「あと2人いきます!」と即答。山口の4球目にバットを折り続く5球目で空振り三振に仕留めた。最後は岡も外角の変化球で空振り三振に打ち取った。フリー打撃登板後、佐々木朗希は吉井監督、黒木コーチらと会話し、野手陣は打撃練習へ。
山口は右の打撃投手のときにレフトスタンド上段に突き刺すあたりもあったが、センターから右方向が中心で、左の打撃投手のときも基本的にはセンターから右方向に打った。スタンドから見ていると、左の打撃投手のときには外角に投げてもらっているようにも見えた。
安田は左、右の打撃投手ともに基本的に引っ張り、ライナー性、滞空時間の長い当たりを放った。岡は白木のバットで打撃練習を行い右の打撃投手のときはレフト方向、左の打撃投手のときはセンターから右方向。左の打撃投手の途中で、焦げ茶のバットに切り替えると、そこからは引っ張りの打球がメインで、声をあげながら打った打球がバックスクリーンに突き刺すとガッツポーズ。
打撃練習後は全員で股割りティーを行うなど、第5クール最終日となったこの日も、野手陣は徹底的にバットを振り込んだ。
▼ 佐々木朗希のBP詳細(捕手・柿沼友哉)
【1打席目】(17球)
安田:中安(2球)
髙部:空三振(6球)
山口:空三振(6球)
岡:二ゴロ(3球)
【2打席目】(16球)
安田:中飛(3球)
髙部:中安(2球)
山口:空三振(5球)
岡:空三振(6球)
取材・文=岩下雄太
ウォーミングアップを終えたあとは投手と野手にわかれてトレーニングし、その後投手陣はキャッチボール、野手陣は佐々木朗希のフリー打撃に向けてティー打撃。佐々木はウォーミングアップ後、投手陣の全体練習から外れ、ショートダッシュ、キャッチボールなどでフリー打撃の登板に備えた。
佐々木朗希は、岡大海、髙部瑛斗、安田尚憲、山口航輝の4人に2打席ずつ投げ、合計33球を投げた。吉井理人監督、福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチ、黒木知宏投手コーチらが見守り、さらにキャッチボールを終えた投手陣も佐々木朗希の投球を見つめた。
佐々木朗希は先頭の安田にセンター前に弾き返され、安打を放った安田はセンターに抜けたのを見て、右手を突き上げガッツポーズ。それでも、佐々木は髙部を空振り三振に斬ってとると、山口の5球目にレフトへ特大のファウルを打たれたが、最後はフォークで空振り三振に仕留め、岡も二ゴロに打ち取った。
2打席目は1打席目にセンター前に運ばれた安田に対して、2球目に声をあげながら投球し、3球目に中飛。続く髙部の2球目にセンター前に打たれた。髙部との対戦を終えたところで、黒木コーチから「22球、どうする?」と伝えられると、佐々木朗希は「あと2人いきます!」と即答。山口の4球目にバットを折り続く5球目で空振り三振に仕留めた。最後は岡も外角の変化球で空振り三振に打ち取った。フリー打撃登板後、佐々木朗希は吉井監督、黒木コーチらと会話し、野手陣は打撃練習へ。
山口は右の打撃投手のときにレフトスタンド上段に突き刺すあたりもあったが、センターから右方向が中心で、左の打撃投手のときも基本的にはセンターから右方向に打った。スタンドから見ていると、左の打撃投手のときには外角に投げてもらっているようにも見えた。
安田は左、右の打撃投手ともに基本的に引っ張り、ライナー性、滞空時間の長い当たりを放った。岡は白木のバットで打撃練習を行い右の打撃投手のときはレフト方向、左の打撃投手のときはセンターから右方向。左の打撃投手の途中で、焦げ茶のバットに切り替えると、そこからは引っ張りの打球がメインで、声をあげながら打った打球がバックスクリーンに突き刺すとガッツポーズ。
打撃練習後は全員で股割りティーを行うなど、第5クール最終日となったこの日も、野手陣は徹底的にバットを振り込んだ。
▼ 佐々木朗希のBP詳細(捕手・柿沼友哉)
【1打席目】(17球)
安田:中安(2球)
髙部:空三振(6球)
山口:空三振(6球)
岡:二ゴロ(3球)
【2打席目】(16球)
安田:中飛(3球)
髙部:中安(2球)
山口:空三振(5球)
岡:空三振(6球)
取材・文=岩下雄太