優勝の原動力となった若きスター
プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」が25日に開催され、パ・リーグMVPにオリックスの山本由伸投手(24)、セ・リーグMVPにヤクルトの村上宗隆選手(22)が選出された。
山本は今季26試合に先発登板し、防御率1.68、15勝、205奪三振、勝率.750の好成績を残し2年連続投手四冠。6月18日・西武戦では史上86人目となるノーヒットノーランを達成するなど存在感を示し、オリックスのリーグ連覇の原動力となった。
村上は今季141試合に出場し、打率.318、134打点、NPB歴代2位の56本塁打を放ち、2004年の松中信彦(ダイエー)以来となる三冠王を達成。キャリアハイのOPS1.168という驚異的なパフォーマンスで、チームをリーグ2連覇に導いた。
いずれも2年連続2度目の受賞となったが、両リーグ揃って同一選手が連続受賞するのは、76~77年の王貞治(巨人)・山田久志(阪急)が同時受賞して以来、45年ぶりの快挙となった。