出井は育成入団4年目へ
西武は29日、粟津凱士投手、上間永遠投手、出井敏博投手の3名と、2023年シーズンも育成選手契約を結んだことを発表した。
粟津は山本学園高から東日本国際大を経て18年ドラフト4位で西武に入団。昨年4月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今年6月にファームで実戦復帰。プロ5年目となる来季は本格復帰が期待される。
上間は柳ケ浦高から独立リーグ・徳島を経て19年7位で入団した右腕。21年にプロ初勝利を挙げるなど5試合に先発したが、同年11月にトミー・ジョン手術を受けた影響で今季は全休。来季は支配下復帰も視野に入れながら、実戦復帰を目指す。
出井は埼玉栄高から神奈川大を経て、19年育成ドラフト1位で入団した長身右腕。3年目の今季はファーム公式戦28試合に登板し、防御率5.52、2勝6敗、WHIP1.90の成績だった。育成入団4年目は支配下昇格へ勝負のシーズンとなる。