ニュース 2022.12.02. 11:30

ロッテ、3期連続赤字も…「売上自体は過去最高」のワケ

無断転載禁止
記者会見を行ったロッテ・高坂社長
 ロッテの高坂俊介代表取締役社長の会見が1日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

 ロッテ球団は2018年に初めて黒字化し、翌19年も黒字化に成功したが、新型コロナウイルスが流行した2020年から3期連続で赤字。しかし、高坂社長は「実は22年度は売上自体は過去最高です」と明かした。

 「コロナ禍において多くの企業さん、いわゆるスポンサーのところは変わらず応援していただきましたし、22年度はスポンサーの売上は過去最高。グッズの売り上げも過去最高になっていて、商品企画はできたのかなと思います。事業の一つ一つの精度は昔に比べて上がってきた。コロナ禍で苦しい中でも過去最高にもたらせたポイントなのかなと思っています」。

 ではなぜ赤字だったのだろうかーー。「チームに対する先行投資を特に20年以降しっかりやってきたからですね」と分析する。具体的に先行投資の部分について、20年以降強化してきたデータ戦略を挙げた。

 「23年以降はどうしようかとところを考えますと、チームに対する先行投資は引き続きしっかりやっていきたい」とし、「コンテンツが強くなった分、事業も成長していくことが必要だと思います」と続けた。

 「少し具体的な話をしますと、集客の回復はしっかりやっていきたいと思います。くわえてファンの皆様はコロナ禍でも集客は減ったもののたくさんお越しいただいた。そういった方々が楽しんでいただけたり、喜んでいただけるような企画を考えていきたい」。

 そのひとつがグッズだ。「グッズの商品企画、多くの方々に手に取っていただけるようなアイテムも用意したいと思います」と、グッズの売り上げは今季過去最高となったが、まだまだファンが喜ぶグッズを企画していくつもりだ。

 デジタル分野においても「特に20代、30代のファンを増やしていこうと考えた時に、デジタルのトレカですとか、アプリを改善したり、動画コンテンツ。新しい取り組みをさせていただきましたけど、手応えは感じているので、新しいファンを増やしていくためにもしっかりやっていきたい」と話した。

 ロッテがチームとして掲げる“常勝軍団”になるため、チームと事業が一体となって、マリーンズをもっと好きになってもらえるよう様々な工夫を凝らしていく。今以上に魅力のある球団にするという強い意志が伝わる高坂社長の会見だった。

取材・文=岩下雄太

【PR】千葉ロッテマリーンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

吉井監督体制2年目を迎えるロッテ。"令和の怪物"佐々木朗希がエースとしてフル回転し、チームを悲願のリーグ制覇へ導けるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西