球界屈指の大型遊撃手が2年連続の大型契約
ツインズからFAとなっていたカルロス・コレア選手(28)がジャイアンツと13年3億5000万ドル(約473億8000万円)で契約に合意したようだ。現地13日(日本時間14日)にMLB公式サイトを含む複数の現地メディアが伝えている。
コレアは2012年に全米ドラフト全体1位でアストロズに入団すると、15年にメジャーデビューを果たし、ア・リーグ新人王を獲得。リーグ屈指の大型遊撃手として、アストロズで3度のリーグ優勝に大きく貢献した。
ワールドシリーズ制覇を置き土産にFAとなった昨オフに、3年1億530万ドルの大型契約でツインズへ移籍したが、今季は136試合の出場で打率.291、22本塁打、64打点、OPS.833をマークし、契約に盛り込まれていた契約破棄の権利を行使しFAに。
今FA市場ではトレイ・ターナー(フィリーズ)、サンダー・ボガーツ(パドレス)、ダンズビー・スワンソン(ブレーブスFA)らと並ぶ遊撃手の有力FAとして去就が注目されていた。
コレアがジャイアンツと結んだ13年3億5000万ドルの契約総額は、エンゼルスのマイク・トラウト、ドジャースのムーキー・ベッツ、ヤンキースのアーロン・ジャッジに次ぐ4番目。遊撃手としてはメッツのフランシスコ・リンドーア(3億4100万ドル)を超え史上最高額となったようだ。