ニュース 2022.12.29. 18:00

「マダムにもへぇーっと」WBCをもっと面白くわかりやすく!“野球伝道師”としてトクサンTVの2人が新プロジェクト「OUR MOMENTS」にワクワク!

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 来年に迫った「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™」に向け『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール公認企画』である、ファンやクリエイターが試合の公式映像を使って、二次創作や配信など​スポーツコンテンツを自由に発信できるプロジェクト「OUR MOMENTS」の発足が決定。
 
 アンバサダーに任命されたトクサンTV【A&R】のトクサンとライパチが活動に意欲を示した。
OUR MOMENTS 特設・応募ページ
大会公式映像を使って動画配信したいYouTuber募集!


公式映像が使用可能に!


 野球系YouTuberとしてチャンネル登録者数は70万人以上と人気を博しているトクサンTV【A&R】。トクサンTVのトクサンは「見ている人たちにとって、なにか意味のあるものを」を大切にしているとし「YouTuberって好きなことをやって、自分たちが面白ければいい。共感してくれる人たちがいればいいんですけど、せっかくだったら悩み事を抱える野球人の助けになれば」を心掛けて、トクサンTVのライパチは「野球を知らない人でも、野球の面白さを何となくでも分かる。野球は感覚なんですけど、なるべく言語化する努力をしている」と2人ともまさに“野球の伝道師”として活動中。

 今回アンバサダーに選ばれたことに2人とも「シンプルに光栄です」と喜びを表現。トクサンTVのトクサンは「野球界の中でも非常に盛り上がる大会の映像をクリエイターとして配信していける」とやる気に満ちていた。一方、トクサンTVのライパチは「すこし時代が動いたな」とし「映像を使えることに、おっと思いました。今まで無許可で勝手に使う人たちが多かったこともあり、オフィシャルで選手の映像を使えることが出来るようになったことは画期的」と配信界の問題解消にも有用と説き「これは第三のメディア。許可取り大変じゃないですか。ありがたいです」と2人とも目を輝かせた。

 コンテンツについては「WBCの期待とワクワクと同時に不安を煽っていくようなコンテンツは出していきたい」とニヤリ。「世界一を取れるのは当たり前じゃないからね。僕らが手の届かないスーパーな選手たちが代表で異国と戦うわけだから、とにかく気合を入れて応援していきましょうというコンテンツにしたい」と意欲。

 プロOB解説者との違いは「技術的なところの引き出しは持っているので、このプレーはなぜ起きたかとかがワンシーンに写り込んでいるはずなので、それを使いながら学びになるようなものを作っていきたい」とし、具体的には「お皿を洗っているマダムが見ていても、そのプレーはそんなに難しいんだ! へぇ~!っとなるような感じに。189キロの打球速度のボールを体勢を斜めにして立体感を持たせて逆シングルで捕ってステップして一瞬で投げていく。とんでもないプレーなんですよ!というところを。エラーでも好プレーでも理由がある。流しちゃうともったいない」とトクサンTV【A&R】ならではのオリジナルを目指していくと、2人とも既に熱く滾っていた。




「ワクワク」高揚感のある大会


 2人は野球世界一を決めるWBC自体にも言及。トクサンTVのトクサンは「日本選手のオールスターが集まって海外に戦いを挑んで行くので、個人的にはワクワクしかない」とし、当時大学1年だったトクサンTVのライパチも「サッカーはワールドカップがあっていいなと思っていて、そこから2006年にWBCが始まって『何だこれは』とただただワクワクしていた。それに伴って野球人生が始まった」と興奮。

 中でもトクサンTVのトクサンは「一発勝負の中ですごく必死になってやっている。ちょっとミスをしたり普段見られない姿が見れるので、こっちも緊張した。海外の野球を初めて見た。それ以降日本人がメジャーに行くきっかけになった大会なのでは」と日本野球のターニングポイントにもなったとの見解を表した。

 印象に残っているシーンは「第2回大会(2009年)で村田修一さんが怪我して、代わりに広島の栗原健太さんが入って代打で出てきたとき、国際大会の緊張のあまりめちゃくちゃボール球を振ってしまった。それを見て国を背負うってすごいことなんだな」と感じたとトクサンTVのトクサンが話すと、トクサンTVのライパチは「第1回大会で西岡(剛)さんが万全の体勢でタッチアップしたのに、アメリカの監督が出てきて覆った」と“ボブ・デービッドソン事件”をクローズアップし「これが世界大会なのか」と実感したとしみじみ。二人共にリクエスト制度を希望し「村上宗隆の2ミリとかあったりして」とサッカーW杯の“三笘の1㎜”を引き合いに笑っていた。

 連覇の後、第3回、第4回大会は優勝を逃した日本代表だが、トクサンTVのライパチは「3連覇はさせねぇという、中南米勢の本気感を感じた。日本国民は今回もやってくれるだろうという勝手な思い込みがあった」とし、トクサンTVのトクサンは「勝つもんだと思って見ていた日本国民が負けさせた」と自戒を込めたコメントを残した。

 今回大会にトクサンTVのトクサンは「なるべく若いメンバーが入って、次のスター選手が出てきてほしい」としたが、トクサンTVのライパチは「逆に今、乗りに乗っている戦力をガッと固めて、過去最強のチームで行ってほしい。オールMLBのチームとがっぷり四つになったときにどういう戦いになるか」と正反対の期待をしていた。

 注目選手にトクサンTVのトクサンは「シンプルに大谷翔平選手が日本のチームに入ったときにどういうパフォーマンスになるのか。あとはダルビッシュ有投手の役割。昔の上原浩治さんだったり岩隈久志さんだったりの投手リーダーとして、どういうスキルを生かしていくのか」を見ていきたいとした。

 トクサンTVのライパチは「佐々木朗希投手。このまま活躍してくれたらメジャーに行くでしょうから、それに向けて今世界に向けてベールを脱ぐ姿が見たい」と令和の怪物の世界デビューに期待。さらに「森友哉さん、中村悠平さん、甲斐拓也さんがデータの少ない海外のバッター陣に対してどうリードしてどうキャッチングしていくのか」と扇の要の役割にも注視したいとした。

 対戦国にはトクサンTVのトクサンは「個人的には韓国ですね。ここ最近日本にしっかり負けたりしているんで、そろそろ僕らの知らない次世代のタレントとか、とんでもない凄い選手とかが出てくるんじゃないかな。リュ・ヒョンジン投手をぶつけてくるはずなんで、しっかり叩いていってほしい」と宿命のライバルを警戒。

 トクサンTVのライパチは「やっぱりUSA。そこしか見ていないですね。守備力、肩、ヤバいです。獣のように本能でのプレーは真似できないですし、そこらへんを出されるとしんどいなと思いつつも、そこに日本がどう戦っていくか。決して派手ではないけれどもフィリーズのキャッチャー・リアルミュートの走攻守を見てみたい。ここぞでやってくれそうな嫌な選手」と日米決戦に期待を寄せた。

 YouTuberとして野球への新しいアプローチ方法を提案したトクサンTV【A&R】。全く新しい「OUR MOMENTS」との融合で、ペナントレースとは違う楽しみの詰まったWBCの観戦に化学反応を起こしてくれるに違いない。


取材・文=萩原孝弘


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