日米通算188勝「日本野球の財産」
3月9日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)一次ラウンド『カーネクスト2023WBC東京プール』の記者会見が6日に行われ、野球日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督が出場メンバー30人のうち12人を先行発表した。
投手では、起用法が注目される大谷翔平投手(MLBエンゼルス)を含め、ダルビッシュ有投手(MLBパドレス)、2年連続パ・リーグ投手四冠の山本由伸投手(オリックス)、昨年11月の代表強化試合に出場した佐々木朗希投手(ロッテ)、今永昇太投手(DeNA)、第2先発として結果を残した戸郷翔征投手(巨人)といった合計6人のWBC参戦が発表された。
OUR MOMENTS 特設・応募ページ
WBC公式映像を使って動画配信したいYouTuber募集!
WBC公式映像を使って動画配信したいYouTuber募集!
2009年の第2回大会と同じ背番号11でメンバーに名を連ねたダルビッシュは、「優勝して、日本の野球の素晴らしさが伝えられるように全力で挑みます。世界一に向けて、チームを引っ張る投球ができるようにしっかり準備していきます」とコメントを寄せた。
会見に出席した栗山監督は「先発の柱というよりも全員が柱なので。本当に信頼できる素晴らしいピッチャーたちが集まってくれている」と今回発表した投手陣について語り、なかでもダルビッシュについては「年々精度が上がっているあのピッチングを見せてくれると信じています」と、年齢を重ねてなおメジャートップクラスのパフォーマンスを見せている右腕に期待。
また、「人としてもそうだし、トレーニングや技術、若い選手にとっては彼のやってきたこと、彼の知識、やり方が日本野球の財産になると思う。それも含めて本人にはぜひ伝えてくれとお願いしています。そういうことは僕がお願いする以上に本人が感じてくれていた部分があったのでね、僕自身も楽しみです」と語り、抱負な経験を誇るダルビッシュに“伝道師”としての役回りも期待した。