谷繁氏「同じポジションで意識をし合うことが成長に繋がる」
30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の谷繁元信氏が、DeNAに移籍した京田陽太選手に言及した。
京田は中日時代の1年目から遊撃のレギュラーを担い、新人王を獲得。通算6年で700試合に出場し、5年連続100安打以上をマークするなど豊富な実績を誇るが、昨季は43試合の出場にとどまり、打率.172、3本塁打、8打点。二軍降格を味わうなど悔しいシーズンだった。
オフにはDeNAへのトレード移籍が決まり、新天地で再起を図る京田。ショートにこだわり、ベテランの大和や若手の森敬斗らとのレギュラー争いへ強く意気込む。
谷繁氏は「(京田は)もっとやれる選手だと思うんですよ。本当の力はずっと出せてないんじゃないかな。これが出た時にはとんでもない数字を出す可能性もあるかもしれない」と環境の変化が覚醒のきっかけになる可能性もあると主張。
その上で、DeNAのショート争いについて、谷繁氏は「本当は森がレギュラーとってくれれば一番いいんでしょうけど。まだそこまでは到達していないというね。京田が入ってまた競争で、同じポジションで意識をし合うことが成長に繋がる。京田、森、ベテランの大和、柴田だったりお互いを意識しながらやっていけばいいんじゃないですかね」と語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』