「とにかく自分の力を信じて」
野球解説者の川上憲伸氏が16日、自身のYouTubeチャンネル『川上憲伸 カットボールチャンネル』を更新。
3月9日(木)に開幕が迫る『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール』に向けて、2013年のWBCで活躍した井端弘和氏とともに過去のWBCにおける名場面を振り返ってトークを展開した。
今回は『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール』の冠スポンサーであるカーネクストとのコラボレーション企画。川上氏も認定クリエイターとして参加しているOUR MOMENTSの取り組みの一環として、過去のWBCの大会公式映像を用いながらトークを展開した。
今や伝説として語り継がれている2013年・第3回大会の第2ラウンド・台湾戦。窮地に追い込まれた日本を救う一打を放ったのが他でもない井端氏。一夜にして英雄となった一方で、準決勝のプエルトリコ戦ではまさかの“重盗失敗”。井端氏はその瞬間に二塁塁上で立ち会った。そんな良い思い出・悪い思い出も含め、当時の心境やエピソードについて川上氏が10年越しに斬り込んでいく。
川上氏は撮影後、「映像を見ながら一緒に語ることで、まるで僕もそこにいたかのような感覚になれる。より状況が伝わるので僕も質問がしやすいですし、視聴者の方にもより伝わりやすいんじゃないかなと」とコメント。
井端氏も「打った場面はクローズアップされて何度も流れるんですが、その前後の出来事や、それまでの流れも踏まえて語ることができるので話しやすかったですね」とし、改めて映像で見た自身の活躍についても「やっぱりもう10年前の話ですからね。こちらとしてもあいまいな部分もある。細かい部分が思い出せるという点でも、映像を見ながら話せるのは良かったなと」と語った。
また、いよいよ開幕が近づいてきた本大会に向けて、川上氏は「変に期待を背負いこみ過ぎることなくやってほしい」とエール。
「これ以上のメンバーはないと思って、自信を持ってプレーしてくれたらいいなと。そこに結果としてメダル、世界一というのが付いてくれば最高。とにかく自分の力を信じて頑張ってほしいです」と期待を寄せる。
同じく井端氏も「いまベストのメンバーを選んだと思う」と語り、「今まで優勝してきた時は“スモールベースボール”と言われていたと思いますが、今はそんなに聞かなくなりましたよね。海外の強豪とも力で対等に戦うことができる、パワーで戦えるメンバーになったということの表れだと思う」と、過去との違いについても言及。
「もちろん勝つことが前提ですが、そのうえで力で海外勢をねじ伏せに行ってもらいたい。一野球人として、そういった戦いが見たいですね」とし、これまでにない新たな日本の野球が見られることに期待を膨らませた。
さらに今回の動画では、ファン参加型のクイズ企画も実施。クイズの正解者の中から抽選で2組4名に、3月12日(日)に東京ドームで行われる1次ラウンド・日本-オーストラリア戦の観戦チケットが贈られる。
昨冬の強化試合でも戦ったオーストラリア代表との再戦。1次ラウンド最終戦を生観戦するチャンスを得るには、川上氏が選んだ過去のWBCにおけるNo.1の名場面を当てること。クイズへの参加方法など、詳細は動画の本編をチェックしていただきたい。