3月に行われるWBC日本代表のロッテ・佐々木朗希は9日、ライブBPに登板。WBC球で茶谷健太、安田尚憲(2打席)、藤原恭大(2打席)、山口航輝と対戦した(1打席5球)。
安田、藤原の左打者に対して、インコースが多かった印象だ。安田には体勢が崩れるようなフォークで空振りを奪えば、藤原恭大には1打席目の3球目にセンター前に弾き返されたが、2打席目の最後(30球目)に腰が引けるようなインコースのストレートでストライクを奪った。
佐々木朗希に意識的に左打者に対してインコースを多く投げたのか質問をぶつけると、「そうですね、あのラインをしっかり投げられるようにした方がいいのかなと、なんとなく思ったので、はい」と明かした。
佐々木朗希の球を受けた松川虎生によると、「今年入って初めての対打者という中で真っ直ぐとフォークを左打者にはインコースの真っ直ぐ、右バッターにはスライダーをうまく使いながらという話をしました」とライブBP前にコミュニケーションをとっていたとのこと。
2打席目にインコース攻めにあった藤原は「お手上げです」と話し、「インコースに決められたら日本でも打てるバッターは少ないと思います」と、なかなか打ち崩すのは難しいと見ているようだ。
3月8日にWBCが開幕し、日本の初戦は今からちょうど1カ月後の3月9日の中国戦だ。どこの国との試合で登板するのかも気になるところ。WBCに向けて、調整を進めている佐々木朗希。1カ月後に開幕するWBCで世界の左の強打者が驚く、“インコースのストレート”を投げ込んで欲しいところだ。
取材・文=岩下雄太
安田、藤原の左打者に対して、インコースが多かった印象だ。安田には体勢が崩れるようなフォークで空振りを奪えば、藤原恭大には1打席目の3球目にセンター前に弾き返されたが、2打席目の最後(30球目)に腰が引けるようなインコースのストレートでストライクを奪った。
佐々木朗希に意識的に左打者に対してインコースを多く投げたのか質問をぶつけると、「そうですね、あのラインをしっかり投げられるようにした方がいいのかなと、なんとなく思ったので、はい」と明かした。
佐々木朗希の球を受けた松川虎生によると、「今年入って初めての対打者という中で真っ直ぐとフォークを左打者にはインコースの真っ直ぐ、右バッターにはスライダーをうまく使いながらという話をしました」とライブBP前にコミュニケーションをとっていたとのこと。
2打席目にインコース攻めにあった藤原は「お手上げです」と話し、「インコースに決められたら日本でも打てるバッターは少ないと思います」と、なかなか打ち崩すのは難しいと見ているようだ。
3月8日にWBCが開幕し、日本の初戦は今からちょうど1カ月後の3月9日の中国戦だ。どこの国との試合で登板するのかも気になるところ。WBCに向けて、調整を進めている佐々木朗希。1カ月後に開幕するWBCで世界の左の強打者が驚く、“インコースのストレート”を投げ込んで欲しいところだ。
取材・文=岩下雄太