ダルビッシュの速球が右脚を直撃
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が2日、バンテリンドームで行われた合同練習で負傷した中日・岡林勇希選手を心配するコメントを寄せた。
ライブBPの開始直後にアクシデントは起きた。ダルビッシュ有投手(MLBパドレス)が投じた2球目の速球が岡林の右脚に直撃。岡林は身動きが取れず、自力歩行ができない状態のまま、両脇を支えられながら退場した。
栗山監督は練習後、「本当にとにかく野球やっている選手たちの体のことは心配なので。試合やっていれば、ぶつかったりいろんなことがあるんだけど、何もなければいいなと」と神妙な面持ちでコメント。
岡林の状態について、「すぐ伝えてくださいとは言っているんだけど、まだ僕のところには入ってきていない」と現状を報告した。
岡林は高卒3年目の昨季、142試合に出場して打率.291、161安打、24盗塁をマークすると、最多安打とベストナイン、ゴールデングラブ賞といった自身初のタイトルも獲得。今季はチームの主力として、さらなる活躍が期待されている。