● 阪神 2 － 4 オリックス ○
＜3月4日　甲子園＞

　オリックスの山下舜平大投手（20）が4日、阪神戦とのオープン戦で“一軍デビュー”。最速158キロを計測するなど、圧巻の1回パーフェクト投球を見せた。

　7回に4番手として登板。先頭の島田に対する初球が157キロを計測すると、場内のファンからどよめきが起こった。最後は158キロの直球で空振り三振斬り。続く森下は初球の156キロで二ゴロに仕留めた。二死後、井上はフォークで三ゴロに仕留め、1回7球、無安打無失点、1奪三振のパーフェクト投球。6球投じた直球はすべて156キロ以上を計測した。

　山下は福岡大大濠高から2020年のドラフト1位でオリックス入り。昨年は腰の成長痛に苦しみ、11月には両足首手術を受けた。今春のキャンプは慎重に調整。満を持して迎えた“一軍デビュー戦”で衝撃の投球を披露した。