2013年以来、2大会ぶりの優勝へ暗雲
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のドミニカ共和国代表に選出されていたウラジーミル・ゲレロJr.内野手(23)が、右膝の負傷によりWBC出場を辞退した。所属するブルージェイズが4日(日本時間5日)に発表した。
ゲレロJr.は3日のオープン戦(対レイズ)で、走塁中に右膝を負傷。その後MRI検査を受け、構造的な損傷はなかったものの軽度の炎症が見つかったという。
2021年に大谷翔平(エンゼルス)とのMVP争いに敗れたものの、ア・リーグ最多の48本塁打&OPS1.002をマーク。昨季は打撃タイトルこそなかったが、一塁手としてゴールドグラブ賞を初受賞。2年連続で球宴にも出場した。
ドミニカ共和国は2013年の第3回大会でWBC初優勝。今回の第5回大会も豪華メンバーを集め優勝候補に挙げられていたが、若き大砲の欠場は大きな痛手となりそうだ。