思わず笑ってしまうほどの衝撃
大谷翔平(MLBエンゼルス)が見せた驚愕のパワーに、トッププロが集結した侍ジャパンの面々も驚きの声を漏らした。
4日にバンテリンドームで行われた『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023名古屋』中日戦の試合前練習で、大谷が代表合流後では初めてグラウンド内で打撃練習を行い、27スイング中9本の柵越え。ずば抜けた打球速度・弾道・飛距離に、ファンはもちろん、超一流の選手・コーチングスタッフたちも魅了された。
同日の試合後、昨季歴代2位の56本塁打を放ち三冠王に輝いた村上宗隆選手(ヤクルト)は「初めて見たんですけど、凄かったですね。言葉が出ないというか…。初めて感じたことがありました。凄いなの一言でした」と、衝撃のアーチの数々に半笑い。
昨季パ・リーグで打撃二冠の山川穂高選手(西武)も「あれはもういいです。(笑)僕は知ってましたけど、さらにレベルが上がっているし、あんなのは勝負にならないなと。バイバイって感じです。(笑)はい、敵いませんって感じ」と力勝負ではお手上げの様子だった。
また、同日の中日戦でチーム1号の本塁打を放った岡本和真選手(巨人)は「みんなから噂は聞いていたんですけど、目の当たりにするとビックリしました」と、こちらも驚きを隠せずに笑顔。
吉村禎章打撃コーチも「皆さんも見て感じられたとおりです。私は長年プロ野球に関わってますけど、次元が違う」と手放しで賛辞を並べた。
侍ジャパンは名古屋での壮行試合2連戦を終え大阪へ移動。6日の『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合』阪神戦(京セラドーム大阪)からは、ついにメジャーリーガーの出場も解禁される。
WBC本番へ向けてショータイム。背番号16から目が離せない。