9日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド 日本－中国』で解説を務めた谷繁元信氏が、侍ジャパンの一塁と二塁の起用について言及した。

　強化試合から一塁は山川穂高（西武）、岡本和真（巨人）、二塁は山田哲人（ヤクルト）、牧秀悟（DeNA）が併用という形で、初戦の中国戦は一塁が岡本、二塁が牧のスタメンだった。

　谷繁氏は「合宿の後の実戦に入って岡本はずっと打っていましたし、山川は最後の試合でホームランを打ちましたけど、それまでの内容というか状態というところで栗山監督も1戦目は岡本でいこうということになったんだと思うんですけど、これは変化していくと思いますよ」と予想。

　二塁について試合序盤、「当初は山田で行きたいと思っていたと思うんですよね。実戦が始まってから山田を１番に置いてやっていたんですけど、なかなか状態が上がってこないということで外して、牧が使うと牧が打つ。そういうところだと思いますよ」と自身の見解を述べていた。

　なお、この日『6番・一塁』でスタメン出場した岡本は2打数0安打3四球、『7番・二塁』で先発出場した牧は本塁打を放つなど3打数1安打。途中から二塁の守備に入った山田は8回の打席で適時打を放ち、山川穂高（西武）の出場はなかった。

　試合後、谷繁氏は「牧はファーストもありますし、岡本の状態をどう見るかですよね。これから栗山監督は（起用法は）考えるでしょう。いろんなことを想定して、どういう風に選手をはめていくのかベストなのかは終わった瞬間から考えているんではないですかね」と話した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）