2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™

【1次ラウンド・プールB】
● 中国 5 － 8 チェコ共和国 ○
＜3月10日　東京ドーム＞

　『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』が10日に行われ、中国は開幕から2連敗を喫した。


　初回にエラーも絡んで2点の先行を許すと、打線は4回までチェコ先発のD.パディサックにノーヒットに抑え込まれゼロ行進。7回に集中打で5－4と逆転したが、9回途中にリリーフ登板したチュ・グォンが逆転3ランを浴びた。

　チームの指揮を執るディーン・トレーナー監督は、「敗戦を受け入れることが難しい思いです。本来なら勝利を飾るべくポジションにいたと思いますが、結果につながらず、選手に申し訳なく思っています。選手たちはベストを尽くしてくれましたし、最後まで戦ってくれた」と健闘したナインを称えた。

　ただ、前夜に侍ジャパンと3時間41分のロングゲームを戦った翌日に正午開始のデーゲームを戦う難しさにも言及し、過酷なスケジュールがチームのパフォーマンスに影響した可能性についても説明。

　「言い訳ではないですけど、昨日4時間ゲームを戦い、今朝早く起き、今日も4時間（3時間54分）の戦い。5回、6回まで攻撃陣の目覚めがちょっと遅れたかもしれません。私自身もあっという間に朝が来たので、もう少しゆっくり休めたらなと思いました」

　日本とチェコに2連敗を喫し、崖っぷちに追い込まれた中国は、11日にオーストラリア、13日に韓国と1次ラウンド最終戦を戦う。

1次ラウンド・プールB（東京）

1勝0敗　日本
1勝0敗　オーストラリア
1勝0敗　チェコ共和国
0勝1敗　韓国
0勝2敗　中国
⇒ 上位2チームが準々決勝進出

※3月10日・第1試合終了時点