○ 西武 2 － 1 阪神 ●
＜3月21日　ベルーナドーム＞

　西武が阪神とのオープン戦に勝利。中村剛也内野手（39）と仲三河優太外野手（20）が、両軍無得点の8回に2者連続となる“代打アーチ”を放った。

　中村は0－0の8回、二死無走者で代打出場。阪神3番手・岩崎の高めに浮いたチェンジアップを完璧に捉えた打球は、左翼席中段に着弾する先制のオープン戦初アーチとなった。続く仲三河は代打でオープン戦初出場。こちらは岩崎の低めスライダーを捉え、打球は右中間席へ飛び込むソロ本塁打。大阪桐蔭高の先輩後輩コンビが本拠地ファンを沸かせた。

　投げては先発の松本が、打球直撃のアクシデントがありながらも5回3安打無失点と力投。6回からは本田、平井、森脇が1イニングずつゼロを刻み、2点リードの9回は水上が1点を失ったがリードを保った。