昨季後半は中継ぎ、ローテ返り咲き目指す渡米5年目

　ブルージェイズの菊池雄星投手（31）が23日（日本時間24日）、ツインズとのオープン戦（フロリダ州フォートマイヤーズ）に先発登板。9三振を奪うなど5イニングを3安打無失点に抑え、オープン戦防御率は1.00となった。

　初回は先頭のバクストンをスライダーで空振り三振。2番・コレアにはボテボテの内野安打を許したが、3番・バスケスを95.2マイル（約153キロ）の直球で空振り三振に仕留めた。4番・ガーリックには低めのスライダーを振らせ連続三振。初回のアウトはすべて三振で奪った。

　2回は一死から四球を与えるも、7番・コントレラスを二ゴロ併殺。3回は一死から9番・ソトに右中間突破の三塁打を許したが、1番・バクストンを一ゴロに仕留め三塁走者を釘づけ。最後はコレアを95マイル（約153キロ）の直球で見逃し三振に仕留めた。

　4回以降もコンスタントに三振を奪い、5回88球、3安打無失点、9奪三振2四死球の内容で降板。これで6試合に登板したオープン戦防御率は1.00となり、球団公式サイトは好調な左腕について「ケガをしない限り5番目の先発は彼のもの」と伝えた。