アスレチックスとの開幕戦に「3番・投手」で先発出場した大谷翔平

◆ ピッチクロックにも順応、テンポ良くアウト重ねる

 エンゼルスの大谷翔平選手(28)が30日(日本時間31日)、アスレチックスとのメジャー開幕戦(オークランド・コロシアム)に「3番・投手」で先発出場。敵地で6回2安打無失点、10奪三振の快投を見せ、メジャーでは初となる開幕戦勝利の権利を持ち降板した。

WBCの疲れを感じさせず、2年連続で開幕マウンドを託された二刀流。初回は先頭のケンプにストレートの四球を与えたが、新加入で一塁を守るドゥルーリーの好守にも助けられ無失点スタート。立ち上がりはスライダーを軸に投球を組み立て、2回は連続三振を奪うなど3回まで無安打投球を展開した。

 4回は一死から連打を許し二、三塁のピンチを招くも、5番・アギラをスプリットで空振り三振。続くラウレアーノはこの日最速の100.7マイル(約162キロ)直球で連続三振に仕留め、渾身のガッツポーズを披露した。

 1点リードの5回は先頭の7番・ピーターソンに右翼後方へ痛烈な飛球を許したが、背走しながら打球を追った右翼・レンフローが、最後は打球から目を切りながら華麗な“ノールック捕球”。このスーパープレーに大谷は両手を挙げて喜んだ。次打者に四球を与えたが、後続をピシャリと抑え勝利投手の権利をゲット。6回も危なげなくゼロを刻んだ。

 投球間の時間短縮を目的とし、今季から採用された“ピッチクロック”にもキッチリ順応。2年連続の大役で6回93球、2安打無失点、10奪三振3四球の快投を披露し、1点リードの7回から後続投手にマウンドを譲った。

 打席では4回、痛烈な右前打を放ち2023年初安打をマーク。昨年同様、降板後も「3番・指名打者」でラインナップに残り出場を続けている。

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ベースボールキング編集部

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