● 楽天　1 － 2　西武 ○
＜3回戦・楽天モバイル＞

　楽天はロースコアの接戦を落としカード負け越し。7回1失点と好投した田中将大が今季初黒星（1勝1敗）を喫した。

　開幕戦から中6日で先発した田中将は、2回二死無走者の場面で、6番のマーク・ペイトンに147キロの直球を右翼席へ放り込まれ失点。3回以降は走者を背負いながらスコアボードにゼロを並べ、7イニング105球、8安打1失点、1四球5三振と粘りの投球を見せた。

　しかし、開幕からなかなか状態が上がってこない打線がこの日も繋がりを欠いた。西武の先発・松本航に6回まで3安打無得点に抑え込まれ、8回に挙げた内野ゴロの間の1点止まり。ライナー性の打球が阻まれるなど、ツキにも見放された。

　田中将は6回一死の場面で山川穂高から空振り三振を奪い、NPB史上59人目となる通算1500奪三振に到達。節目の記録に到達するメモリアルゲームでもあったが、援護に恵まれず白星で飾ることは出来なかった。