7三振奪うも4四球、序盤から球数かさむ
メッツの千賀滉大投手(30)が14日(日本時間15日)、敵地オークランド・コロシアムでのアスレチックス戦に先発出場。デビューからの3戦3勝を目指し味方打線の大量援護を受けたが、ピリッとしない投球が続き5回途中7安打4失点で降板した。
初回は3番・ルーカーをフォークで空振り三振に仕留めるなど3者凡退スタート。自軍の3番・リンドアの満塁弾などで6点の援護をもらった2回裏は3つのアウトをすべて三振で奪いゼロを刻んだ。
3回はラッキーな併殺で二死としたが、四球を与えたあとルーカーを詰まらせた飛球が二塁後方にポトリ。スタートを切っていた一塁走者が生還し、結果は二塁への適時内野安打で1点を返された。4回は一死から7番・カペルに左前打を許したあと、続くランゲリアーズに2ラン被弾。初球の真ん中に入ったスライダーを左翼線へ運ばれた。
味方打線が再び6点を奪い12-3の大量リードで迎えた5回は、簡単に二死を奪ったあと6番・ディアスに左越えのソロ被弾。続くカペルには四球を与え、ここでショーウォルター監督がベンチを出て勝利投手の権利目前で降板を告げられた。
千賀は4回2/3で96球、2被弾含む7安打4失点、7奪三振4四球の登板結果。デビューから3戦3勝とはならず、防御率は3.38となった。