2023.04.15 14:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 2 | 終了 | 6 | 読売ジャイアンツ |
バンテリンドーム |
勝利の方程式へ名乗りを上げる快投続く
巨人は15日、敵地での中日戦に勝利して連敗を「3」でストップ。最下位を脱出した。
3-2と1点リードで迎えた8回裏、大事なマウンドを託されたのは高卒5年目右腕の直江大輔だった。
先頭のアリスティデス・アキーノを遊ゴロに打ち取ると、石川昂弥は鋭く曲がるスライダーで空振り三振に。二死から細川成也には四球を与えたものの、続く福永裕基を148キロの力のある直球で遊ゴロに打ち取って1回を無失点。プロ初ホールドを記録した。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した斎藤雅樹氏は、直江の投球について「真っすぐも非常に良かったし、コントロールも非常に良かったですね」と称賛。また、「巨人は1点差の8回にやられるケースが多かった」とチームの課題に触れつつ、「(直江を)初めて勝っているケースで持ってきて、自分のピッチングができるのかなと思いましたけど、しっかりできましたね」と改めて賛辞を贈った。
同じく番組に出演した平松政次も「今年は大きく成長しますよ」と5年目右腕の飛躍に期待。そのうえで、巨人の新たな勝ちパターンの候補としても「直江で行けると思いますよ」と太鼓判を押した。
プロ5年目の今季はここまで6試合に登板して防御率0.00。解説陣の言葉の通り、安定したパフォーマンスを続けている。
絶対的守護神の大勢に繋ぐセットアッパーとして飛躍を遂げられるか、今後の投球からも目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』