「早いかなとも思いますが……」
阪神は本拠地で巨人に4-8で敗戦。序盤は0-5と大量リードを許しながら、5回裏に一挙4得点で1点差まで迫ったものの、8回に岩貞祐太が代打・長野久義の3ランを浴びて万事休す。首位・DeNAとのゲーム差は「2」に広がった。
岡田彰布監督はこの日、打率.102と低迷していた梅野隆太郎を「2番・捕手」に配置。奮起を促すも4打数無安打と采配は実らず、難敵・戸郷翔征から4点を奪った5回裏は一死一・三塁から併殺に倒れて反撃ムードに水を差す形となってしまった。
26日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でもこの場面は話題に挙がり、解説者の平松政次氏は「打率も1割を下回ったところだったので、代打を使うというのも良かったのかなと」と言及する。
MCを務めた真中満氏は「5回なので早いかなとも思いますが、ビハインドのケースで追い上げていましたし、攻めてみたら面白かった場面だったかなと」とコメント。
平松氏は続けて「岡田監督には2番に置いた“何か”があったのだろうと思いますが、ベンチにも糸原健斗選手や原口文仁選手といった勝負強い打者がいますので」と頼れる選手の存在も挙げながら、勝負手を打ってもいい場面だったのではないかと振り返った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』