ヤクルト・吉村貢司郎 (C) Kyodo News

○ ヤクルト 4 - 2 阪神 ●
<6回戦・神宮>

 ヤクルトのドラフト1位ルーキー・吉村貢司郎が30日、阪神戦(神宮)でプロ初勝利を挙げた。6回97球を投げて2安打1失点の好投。プロ入り後初めて6回を投げ切り、勝ちパターンのリリーフにつなげた。チームは4-2で勝利し、連敗を「7」でストップさせた。

 お立ち台で「嬉しい気持ちでいっぱいです。自分の仕事はひとりひとりバッターを抑えるというのが仕事だと思う」と話した吉村は、5回に先頭の梅野隆太郎を右前打で出塁させたが、続く木浪聖也を二塁への併殺打に切って取り嫌な流れを断つと、板山祐太郎も空振り三振に打ち取り、勢いに乗った。

 吉村と初めてバッテリーを組んだプロ7年目の古賀優大は「吉村さんのいろいろカウント取れるところで生かしながらリードできたのかなと思います」と振り返った。

 20日の中日戦(神宮)でもスタメンマスクを被り、勝利へつなげる好リードを見せた古賀は「数少ない出場の中で何としてでも勝ちたいという思いがやっぱりあるので、しっかり今日の1試合というのを大事に、毎回毎回、試合出るときは考えている」と、胸を張った。
 
 苦しんでいた打線も援護してくれた。4回一死二・三塁で4番の村上宗隆がレフトへ犠飛を放ち先制すると、続くドミンゴ・サンタナが左翼席へ豪快な3号2ラン。初回一死満塁の好機で併殺に倒れていたサンタナは「初回のチャンスで凡退してしまったので、ここは何としてでも取り返す気持ちでした」とコメント。
 
 村上は5回にもレフトへ適時打を放ち4-0とすると、ヤクルトのベンチは大盛り上がりを見せた。村上は「ランナーが三塁だったので、還すことだけを意識してました。追い込まれていたのでコンパクトに打ちました」と振り返った。

 髙津臣吾監督は好投の吉村について「3つフォアボールを出しながらでも、0で立ち上がったのは大きかった。ホームラン1本でしっかりゲームをつくった。投げる以上にチームの連敗というところのプレッシャーもあったでしょうし、色んなことがつまったプロ初勝利じゃないかなと思います」と、25歳の右腕を称えた。

 ルーキーが連敗ストッパーとなり、24歳の古賀が好リード。さらに4番が復調の気配を予感させる2打点で勝利をもぎ取った。4月最後のゲームをいい形で終え、リーグ王者が5月反攻をかける。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

【別府勉・プロフィール】
1981年生まれ。Web業界で取材や執筆、編集などのコンテンツ制作に携わってきた。2018年に「ベースボールキング」で当時ルーキーだった村上宗隆選手にインタビューを行い、現在まで東京ヤクルトスワローズを取材。2020年からコラムを担当。『夢追うツバメたち』連載中。NPB以外では、女子野球の現場にも足を運ぶ。

この記事を書いたのは

別府勉

別府勉 の記事をもっと見る

【PR】東京ヤクルトスワローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

2年連続5位からの巻き返しを図るヤクルトは積年の課題であるローテ整備がカギを握る。メジャー挑戦を見据える村上宗隆の完全復活にも注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

もっと読む