新井監督と同名の育成2位ルーキー外野手
広島は17日、育成契約だった中村貴浩選手(23)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は「123」から「97」に変更となる。
中村貴は九州産業大学から昨秋の育成ドラフト2位で入団した外野手で、入団当初から新井貴浩新監督と同名であると注目されていた。
今季はウエスタン・リーグの開幕戦でいきなり5打数4安打をマークするなど、存在感を発揮しており、ここまで二軍で34試合に出場し、打率.276、3本塁打、20打点という成績で、支配下登録に向けてアピールを続けていた。
支配下登録が決まった中村貴は、「支配下登録されて、やっとスタートラインに立てたと思っています。二軍では一日一日しっかりやるということを目標にやってきたので、これからもそれを忘れずに頑張りたいと思います」と、球団を通じてコメントを寄せた。
チームはこの日、前日に負傷交代となった外野手の野間峻祥を抹消しており、早期の一軍昇格が見込まれている。育成出身ルーキーの活躍に期待したい。