○ エンゼルス 5 － 4 ツインズ ●
＜現地時間5月19日　エンゼル・スタジアム＞

　エンゼルスの大谷翔平選手（28）が19日（日本時間20日）、本拠地でのツインズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。3打数無安打で2試合ぶりのノーヒットに終わったが、7回の第4打席に逆転劇につながる四球を選んだ。チームは逆転勝ちで2連勝。貯金は再び「2」となった。

　ツインズの先発右腕・ライアンに対し、一死一塁だった初回の第1打席は、カウント1－2後の直球にバットが空を切り三振。二死二塁だった3回の第2打席は、追い込まれたあとの低めスプリットを振らされ2打席連続三振に倒れた。

　二死無走者だった5回の第3打席は4球目の直球を捉えたが、打球速度103.4マイル（約166キロ）の痛烈なライナーは左翼手の守備範囲。7回の第4打席は二死一塁の場面で2番手右腕・ジャックスから四球を選び、続くレンフローの決勝適時打につなげた。この日は3打数無安打、1四球2三振の打撃結果。打率は.287となった。

　エンゼルスは休養のため欠場したトラウトに代わり、「1番・中堅」でフル出場したモニアクが攻守で大活躍。打っては同点打となる右翼線への適時三塁打を放つなど4打数3安打1打点で打率は.474にアップ。中堅守備では1点ビハインドの7回、フェンス際で華麗なホームランキャッチを披露し、その裏の逆転劇を呼び込んだ。