○ エンゼルス 2 - 1 レッドソックス ●
<現地時間5月22日 エンゼル・スタジアム>
レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が22日(日本時間23日)、敵地でのエンゼルス戦に「2番・左翼」で先発出場。計4安打に終わった打線の中で2安打1打点と孤軍奮闘したが、チームは敗れ2連敗となった。「3番・指名打者」で出場したエンゼルスの大谷翔平選手(28)は3打数無安打1四球の打撃結果だった。
吉田にとってエンゼルス戦は、本拠地フェンウェイ・パークで4連戦を行った4月中旬以来。試合前にはWBCで共闘した大谷と笑顔で談笑し、約1ヵ月ぶりの再会を喜んだ。
エンゼルスの先発右腕・バリアの前に初回の第1打席は一ゴロに倒れたが、イニング先頭だった4回の第2打席は左前打を放ち6試合連続安打をマーク。2球目の149キロ直球を鮮やかに流し打った。
1点を追う6回の第3打席は、一死三塁の好機で2番手左腕・ループと対戦。1ボール後のシンカーを引っかけたが、高く弾んだ打球は前進守備だった一塁手のグラブを弾く適時内野安打となった。これで前日21日(同22日)のパドレス戦から2試合連続マルチ安打を記録。4試合ぶりとなる打点を記録し試合を振り出しに戻した。
再び1点を追う9回の第4打席は、4番手右腕・シルセスの前に左飛。この日は4打数2安打1打点の打撃結果で、打率は.308、OPSは.878となった。