日本人メジャーリーガーの直接対決も
日本人メジャーリーガーが現地時間24日(日本時間25日)に各地で行われた試合に出場。投手陣は振るわなかった一方で、野手陣は快音を響かせた。
エンゼルスの大谷翔平選手は、吉田正尚選手が所属するレッドソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席に左中間へ12号ソロ本塁打を放ち、4打数1安打1打点でチームの4連勝に貢献した。敵地でスイープを食らったレッドソックスの吉田は第2打席に中二塁打を放ち4打数1安打。打率を.299に下げ、チームも4連敗となった。
侍ジャパンの一員としてWBC優勝に貢献したカージナルスのラーズ・ヌートバー選手は、レッズ戦に「1番・中堅」で先発出場し、5打数2安打2打点。第3打席には4号ソロ本塁打を放ったものの、チームは敗れ再び借金7としている。
日本人対決となったカブス-メッツの一戦では、「5番・右翼」で先発出場した鈴木誠也選手が、3回の第2打席に千賀滉大投手の甘く入ったフォークを捕らえ左翼フェンス直撃の同点適時二塁打を放った。3打数1安打1四球で勝利に貢献した鈴木は打率を.285にアップ。カブスも2連勝でカード勝ち越しを決めた。
一方、日本人対決で手痛い一打を浴びた千賀は、鈴木に同点打を許した直後に勝ち越し打も許し、5回6安打5四球3失点で3敗目(4勝)。ブルージェイズの菊池雄星投手は、レイズ戦で今季6勝目を目指していたものの、序盤から痛打され、5回8安打2四球5失点で自身2連敗(5勝2敗)となった。