○ ソフトバンク 6x － 5 ロッテ ●
＜9回戦・PayPayドーム＞

　ソフトバンクが延長サヨナラ勝ちを収め、首位・ロッテとの差を「1」に縮めた。

　序盤は先行される展開となったソフトバンクだが、3点ビハインドの4回に川瀬晃と甲斐拓也の連続適時打で同点に追いつくと、再びリードを許して2点を追う5回には牧原大成が2ラン。5回を終わって5－5と試合を振り出しに戻す。

　同点のまま延長戦に突入した試合は12回裏、1番・中村晃が中前打で出塁すると、3番・ 近藤健介も続いて一死一・三塁のチャンスを作る。この場面で、4番の柳田悠岐がライトへのサヨナラ適時打を放ち、4時間超えの熱戦に終止符が打たれた。

　投手陣は計9人の投手をつぎ込む執念の継投策。先発・石川柊太と2番手・泉圭輔以外の7人の投手は得点を与えることなく、スコアボードに0を並べた。　　

　勝利したソフトバンクは、これで首位・ロッテと1ゲーム差の3位。貯金も「6」まで伸ばし、首位をしっかりと射程圏内に捉えている。