一軍のマウンドへ前進
巨人の菅野智之投手(33)が28日、八王子で行われたヤクルトとのファーム公式戦で今季初登板し、3回38球を投げ3安打無失点、無四球1三振で降板した。
初回二死から3番・北村恵吾に中安打、2回は先頭の5番・橋本星哉に中安打、3回は二死から宮本丈に右安打と、3イニング連続で安打を許したものの、後続は許さず無失点ピッチング。岸田行倫捕手とのバッテリーで、球速帯の異なる曲がり球を操りながら、スコアボードにゼロを刻んだ。
プロ11年目の今季は右肘のコンディション不良の影響で出遅れたベテラン。3月18日のオープン戦以来となる実戦マウンドに上がり、一軍昇格へ向けて大きな一歩を踏み出した。