これぞエースのピッチング!
DeNAの今永昇太が122球の熱投を披露し、今季初完投で3勝目を挙げた。味方打線が再三チャンスを作る中なかなか得点できず、DeNAにとって嫌な試合展開となるも、気迫あふれるピッチングで楽天打線に連打を許すことなく、最後まで辛抱強く投げ抜いた。結果被安打5、奪三振9、失点は浅村栄斗のソロ2本のみに抑え込む堂々の内容だった。
お立ち台では「最近ふがいない投球が続いていて、ほんとに今日に至るまで1軍のピッチングコーチ、スコアラー、今日の試合のスコアラーの方にいろんなことをアドバイスしてもらったので、ほんとにみんなで作り上げた試合だったので、ここで負けるわけにはいかないなと責任感持ってマウンドに上がりました」と決意の当番だったと明かした。
30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「今シーズン2人目の完投勝利で、今日は本当にエースのピッチングを見せてくれましたね」とOB目線で今永を評価。同じく解説の館山昌平氏は「先日すごい風の中でたくさんホームランを打たれた試合があったりとか、申告敬遠のあとに5失点してしまったりとか。そういうピッチングが続いていたんですけど、今日は本当にエースらしい投球でしたね」と立て直した左腕を称賛した。
オースティンも猛打賞と明るい材料も揃ってきた三浦ベイスターズ。交流戦からさらに調子を上げていきたいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』