○ 日本ハム 4 － 3 阪神 ●
＜2回戦・エスコンF＞

　接戦を制した日本ハムは、セ・リーグ首位の阪神に連勝。上位打線が機能し、開幕から無傷の6連勝中だった阪神先発・大竹に今季初黒星をつけた。

　日本ハム打線は初回、2戦連続で1番に入った江越が、大竹から四球をもぎ取りガッツポーズ。2番に入ったマルティネスは5球目の直球を左翼線へ弾き返し、スタートを切っていた一走・江越が悠々と先制ホームを駆け抜けた。

　2回は8番・伏見の移籍後初アーチとなる左越えソロで2点目を奪うと、3回はマルティネスが8号ソロを右中間席へ運び3点目。この試合前まで防御率0.71だった大竹から、3回まで毎回得点を記録した。

　5回からは左腕に3イニング連続3者凡退に抑えられたものの、同点の8回は先頭の江越が三塁線突破の二塁打で出塁すると、続くマルティネスは四球。1・2番のチャンスメイクで無死一、二塁とし、3番・加藤豪の中前適時打で大竹をノックアウトした。

　江越は出塁した2イニングとも生還し、4号ソロを放った前夜に続き古巣・阪神戦で活躍。大竹対策で12試合ぶりに2番に入ったマルティネスは、2本の長打で2打点をマークし新庄監督の起用にしっかりと応えた。