ソフトバンク・藤本監督 (C)Kyodo News

◆ 「もっと押し込んでいくと菅野は嫌だった」

 ソフトバンクは11日、本拠地での巨人に4-2で敗戦。ソフトバンク打線が巨人投手陣の前にあと一本が出ず接戦を落としてしまった。

 0-0の同点で迎えた4回、死球と安打で一死一・三塁の場面を迎えると打席には「9番・捕手」でスタメン出場の甲斐拓也の姿が。

 甲斐はここまで6月成績.303、さらに巨人とのカードで2試合連続本塁打を記録するなど絶好調を維持していたが、ここでベンチから出たのはスクイズのサインだった。3回の第1打席では安打を放っていたものの、結果的に初球を打ち上げ甲斐は凡退に倒れてしまう。

 その後中村晃の適時打で得点は入ったものの、拙攻の影響もありソフトバンクはその後2点のビハインドを背負ったまま巨人に逃げ切りを許してしまった。

 ソフトバンクの勝敗を分けたポイントとして、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の高木豊氏は「あれは決まっていても(巨人からすれば)助かっていたと思いますよ」と同場面に注視。

 一死一・三塁、さらに打席には絶好調の甲斐という状況を鑑みて「(相手バッテリーは)ここで1点取られても仕方ないっていう割り切りが出来るような回だったし、セーフティスクイズよりもっと押し込んでいくと菅野は嫌だったと思うんですよね」と藤本監督の采配に疑問を投げかけた。

 また重ねて1点ビハインドの6回に一死二・三塁で空振り三振に倒れた場面にも言及。甲斐に打席が回るタイミングで相手投手が大江竜聖から菊地大稀に変わった事について「原監督が切り札を切っているんですよ。“絶対に三振を取らなきゃいけない”というバッターに対して。ここでのスクイズの方が、僕は効果的だったのかなと」と持論を展開した。

 
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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ベースボールキング編集部

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