2023.06.13 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 1 | 終了 | 5 | 福岡ソフトバンクホークス |
神宮 |
6月打率は.390と圧巻の数字に
ソフトバンクは13日、神宮でのヤクルト戦に5-1で勝利し連敗ストップ。「3番・左翼」でスタメン出場した近藤健介は本塁打含む2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
春先は不振に陥っていたものの、試合前の時点で4試合3発5打点と完全復調の気配を漂わせていた近藤。
この試合も第1打席に右安打で出塁すると、1点リードの5回に迎えた第3打席では、外角の変化球を鮮やかに捉え第9号2点本塁打を放ち、リードを広げる活躍を見せる。
その後は1点を返されたものの今宮健太が2点本塁打を放つなど着実に点数を重ね、4点リードの最終回は復帰後間もないロベルト・オスナが三者凡退に抑えゲームセット。2021年から続いていた対ソフトバンク戦の連敗を「6」でストップした。
難敵の小川泰弘を攻略に導いた近藤について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』にて番組MCを務めた谷繁元信氏は「明らかに状態は上がっている」と評価。
また番組に出演した解説者の江本孟紀氏も「シュート回転気味でちょっと中に入ってきた球なんだけど、あれ無理に引っ張らないでおっつけてる。素晴らしいバッティング技術ですよね」と近藤を称賛すると、同じく出演した野村弘樹氏も「逆方向への本塁打が出てるっていうのは、状態が良いんだろうなってのも感じます」と好調を確信した。
近藤はこれで交流戦打率.408(12球団トップ)に乗せるなど新天地で本来の輝きを取り戻しつつある。交流戦優勝、そしてパ・リーグ王座奪還に向け今後も近藤から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』