ソフトバンクは14安打9得点を奪い、大雨の中、ヤクルトとのシーソーゲームを制した。

　7‐7の同点で迎えた延長10回。先頭の上林が右前安打を放つと、一死二塁から代打・野村大が左前へはじき返して一・三塁。続く中村晃が四球を選んで一死満塁の好機を築くと、2番・今宮が左翼線へ勝ち越しの2点タイムリー二塁打を放ち、試合をひっくり返した。

　その裏、助っ人左腕・モイネロは先頭の内山に右前安打を浴びたが、後続を封じて試合終了。取られたら取り返しが繰り返された雨中の乱打戦を制し、カード3連勝で首位・ロッテに0.5ゲーム差と迫った。