● パドレス 2 - 6 レイズ ○
<現地時間6月16日 ペトコ・パーク>
パドレスのダルビッシュ有投手(36)が16日(日本時間17日)、本拠地でのレイズ戦に先発登板。序盤からメジャー勝率全体トップの強力打線に捕まり、5回8安打6失点の内容で今季5敗目(5勝)を喫した。
初回は一死二塁のピンチを無失点で切り抜けたものの、2回は先頭の5番・パレデスに95.2マイル(約150キロ)の直球を左翼席は運ばれ先制された。4回は先頭の3番・レイリーに右翼への二塁打を許すと、続くアロザレーナに逆球になった初球のスイーパーを左前へ弾き返され2点目を失った。
5回は無死二塁で9番・シリに右前適時打を許し3失点目。さらに、二死二、三塁でアロザレーナに初球の内角低めのツーシームを完璧に捉えられ、打球は左翼席に着弾する3ランとなった。
ダルビッシュは5回88球、2被弾含む8安打6失点、5奪三振1四球の内容で降板。メジャー勝率トップの強力レイズ打線に捕まり、防御率は4.74に悪化した。
パドレス打線は、試合前まで10勝1敗、防御率2.18だったレイズの先発左腕・マクラナハンの前に6回まで2安打無得点。終盤に2点を返し4点を追う9回は一死満塁の好機をだったが、最後は1番・タティスが遊ゴロ併殺に倒れダルビッシュに今季5つ目の黒星が記された。