2023.06.23 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 7 | 終了 | 1 | オリックス・バファローズ |
PayPayドーム |
強打者との対戦は避けられないものの…?
オリックスは23日、敵地でのソフトバンク戦に2-3でサヨナラ負け。首位攻防戦2連敗でカード負け越しが決まった。
2-2の同点で迎えた9回裏。この回からマウンドに上がったジェイコブ・ワゲスパックが先頭の三森大貴に内野安打で出塁を許すと、続く甲斐拓也が犠打を決めて一死二塁のピンチを招く。
ここで中村晃との対戦中に二塁走者の三森が三盗に成功。一死三塁となり、中村には粘られた末の8球目をレフトへ運ばれて万事休す。接戦を落とした。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した田尾安志氏は、死闘の勝敗を分けたポイントとして“中村晃との真っ向勝負”に注目する。
田尾氏はまず一死二塁となった時点で「僕は中村(晃)を歩かせて一・二塁にする。そしてあわよくばダブルプレーも狙えるようなシチュエーションにすべきだったと思うんですよね」とコメント。
同じく番組に出演した平松政次氏も「歩かせるとゲッツーが取れるという所が大きいと思うんですよ。あそこでサードまで行かれたというだけで相当厳しい」と評し、一死三塁の状況になった時点で中村との勝負は回避すべきだったと持論を展開。
また、「ベンチから説明に行っても良かったかなと」と付け加え、対戦中に状況が変わったこともあり、ひと呼吸置いて整理をするなどのアクションがあってもよかったのではないかと語った。
直接対決では負け越したものの、ゲーム差は「1」と僅差の2位。3連敗を回避して食らいつくためにも、第3戦での逆襲に期待したい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』