打線の大幅変更も機能せず…
金曜日は今永昇太、昨日は東克樹と前に打線が沈黙し連敗。この日はサイ・ヤング右腕のトレバー・バウアーとの対戦となることもあり、岡田監督はDeNA相手に2日間で1得点しか奪えなかった打線を大幅に変更。ノイジーをスタメンから外し、佐藤輝明は抹消。1番近本光司と2番中野拓夢を入れ替え、3番に若い前川右京、5番に糸原健斗を抜擢と荒療治を敢行したが、散発の7安打で残塁は9、3得点に抑えられた。
結果リーグ戦再開直後のカードは屈辱の3連敗となり、首位の座をDeNAに受け渡す結果となった。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した田尾安志氏は「打線全体が調子落ちているんですよね」と湿っている打線に言及。
「(4番)大山(悠輔)は少しいいかなという感じですけれども、あとは調子いい人がほとんどいないので、前川を3番に持ってきた。まぁ彼はいいスイングしていますので、この辺でなんとか明るいものを見出して行きたいなというところで、一本打ちましたから、そこら辺はいい」と5回に連続タイムリーを放った2人には合格点を与えた。
一方「やっぱり1、2番がもうちょっと活発じゃないとなかなか点は取れない。近本と中野を入れ替えてもそうは変わらない」とピシャリ。さらに「やっぱり近本は1番のほうが合っているなと思いますけれどもね」と、岡田采配に異論を唱えた。
同じく解説の大矢明彦氏も「セントラルのなかで、阪神が今一番良くないかもしれない」と心配した猛虎打線。交流戦前のような勢いが戻る日は来るのだろうかにも注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』