○ 阪神 11 － 3 中日 ●
＜10回戦・甲子園＞

　中日は投手陣が打ち込まれ今季2度目の2ケタ失点。連勝は「2」で止まり、借金は再び「15」となった。

　先発の柳は2回までパーフェクト。しかし3回、一死二、三塁のピンチを招き、1番・近本に右犠飛を許し先制点を失った。その後も2番・中野、3番・前川に連続適時打を許すと、なおも二死一塁で4番・大山には左越えの2ラン被弾。続くミエセス、糸原にも連打を許したところで立浪和義監督は交代を決断し、柳は今季最短となる2回2/3で降板。計6安打5失点で5敗目（2勝）を喫した。

　中日投手陣は3番手の藤嶋も失策絡みで3点を失うなど、8回までに計12被安打＆9与四死球で11失点。2ケタ失点は今季ワーストの13失点で敗れた5月30日のソフトバンク戦（PayPayドーム）以来、今季2度目となった。

　打線は5点を追う4回、4番・細川の左越え10号2ランでまずは2点を返すと、さらい代打・宇佐見の左前適時打で3点目。なおも一死満塁と好機は続いたが、1番・大島が空振り三振、2番・岡林は中飛に倒れ、5回以降は無得点に押さった。