楽天・岸孝之 (C)Kyodo News

◆ 38歳ながらいまだに威力抜群の直球

 楽天は30日、敵地でのソフトバンク戦に2-3で敗戦。先発した岸孝之は7回を4安打無失点に抑える好投を見せたが、白星を挙げることはできなかった。

 今季7試合目の先発マウンドに上がった岸は、初回と2回にそれぞれ得点圏に走者を背負う苦しい立ち上がりとなる。しかし、いずれも無失点で凌ぐと、3回から6回までは一人の走者も許さない快投を披露。7回に二死から内野安打を許すも、後続を断って7回を無失点に封じる好投を見せた。

 ところが、リリーフ陣が8回につかまり3失点で逆転を許すと、チームもそのまま敗戦。岸は7回・102球、4安打4三振1四球で無失点の内容も、今季3勝目はお預けとなった。

 ソフトバンク打線を封じた岸について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた野村弘樹氏は「らしさが出てましたよね」と称賛。白星は挙げられなかったものの、力投を見せたベテランをねぎらった。

 同じく出演した館山昌平氏も「特に左バッターのインサイドにストレートをしっかりと投げきる所と、チェンジアップやスライダーの横の動きも良かったですよね」と好投の要因を解説。

 続けて「7回までの21個のアウトのうち、フライアウトが14個ですからね」と“フライ率の高さ”に注視しながら、「フライボール革命と言われるように、ホームランが非常に出やすいんですが、それを上回る岸投手のストレートの伸びですよね」と語り、打球に角度をつけることでより得点の確率を高めようとする流れの中で、フライアウトを量産する17年目のベテランの“直球の質”を讃えた。

 また、同じく番組に出演した井端弘和氏は「何回も対戦したことがあるんですけど、4打席あって同じ攻めをしてこないピッチャーでしたね」と対戦経験を振り返ると共に、「今日も存分に持ち味を発揮していましたね」と同様に賞賛。

 惜しくも白星には届かなかったものの、まだまだ健在ぶりをアピールした岸。最下位に沈むチームを上位に導くキーマンとなるか、今後の投球にも注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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ベースボールキング編集部

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