ここ5試合で打率.400ジャスト
竜の希望・石川昂弥が4安打の固め打ち。巨人相手に破れはしたが、4番として存在感を発揮した。先発・髙橋宏斗がアクシデントもあり、1回途中18球で4失点KOと嫌なムードでスタートしたが、石川はその裏の第1打席、グリフィンの147キロストレートを右中間へタイムリー二塁打で勢いづくと、4回の第2打席にライト前、5回の第3打席はレフトへ同点に追いつくタイムリー。延長に入った12回の第6打席にも二塁打を放ち、6打数4安打2打点の活躍を見せた。
5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「4番に入った石川選手がすごく良い働きをした」と評価し、解説者として出演した齊藤明雄氏も「やっと石川らしい、逆方向への大きなあたりが出るようになった。いままで引っ張りにばかりかかっていたんですけど、逆方向へ打てることを覚えてくれば打率も上がってくるんじゃないかなと思います」と分析。
同じく解説の斎藤雅樹氏は「石川がこれから中日を背負っていく選手ですから、どんどん頑張っていかなくてはいけません」と発破をかけていた。
通算では打率.232と低い数字となっているが、ここ5試合で打率.400ジャスト、ホームラン1、打点5と気を吐いている石川。周囲の大きな期待に応えられるか、要注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』