ロッテ・種市篤暉(撮影=岩下雄太)

 ロッテの種市篤暉は、ストレートでの空振りが増えている。

 ストレートでの奪三振はここまで89三振中、36三振だが、そのうち空振り三振は21個だ。5月27日のソフトバンク戦までストレートでの空振り三振は8個だったが、6月3日の阪神戦以降は13個。前回登板の7月1日の楽天戦でもストレートでの空振り三振が3個あった。

 6月3日の阪神戦の2回以降ストレートでの空振りが増えている印象で、0-3の4回一死走者なしで森下に1ボール2ストライクから空振り三振を奪った4球目の148キロストレートはかなり強かった。

 種市は「各球団フォークのマークが強くなっているので、逆にもうちょい真っ直ぐを増やそうかなという意識で今投げています」と明かした。

 ノイジー(阪神)、大山悠輔(阪神)、ビシエド(中日)、細川成也(中日)、野村佑希(日本ハム)といった右の強打者に対してはインコースのストレートで徹底的に攻めていた印象だ。6月23日の日本ハム戦、0-1の初回二死一、二塁で野村に対して初球150キロストレート見逃し、2球目の151キロストレートファウル、1ボール2ストライクから4球目の151キロ空振り三振のストレートはいずれもインコース。“徹底的にインコース”を攻めて、打ち取った。「強打者はインコースを使わないと抑えられないと思っているので、踏み込ませないように投げています」。

 右の強打者で言えば、5月16日のオリックス戦の0-0の2回一死走者なしで右打者の頓宮裕真に、「あれはツーシームです。相性が悪いのがわかっていたので、インコースに突っ込もうかなと思ってインコースのツーシームを多めにしました」とツーシーム、シュート系の球で捕邪飛に打ち取ったこともあった。

 5月23日の取材で「真っ直ぐの感覚が悪くならなかったら、そのまま(ツーシームを投げて)いこうかなと思います」と話していたが、現在は右打者のインコースに投げているボールは全てストレート。ツーシームは「ブルペンでは練習していますけど、強打者に使っていこうかなと思います」と、現在は投げていないが、投げていきたいという考えを持っている。

 また、ここ最近の投球を見ていると、並進運動(左足が地面に着地するまでの動き)の時間が気持ち長くなったように見える。

 そのことについて聞いてみると、やはり「長くしています」とのことで、意図的に並進運動の時間を長くしている。理由について聞くと、「僕はすぐに胸をホーム方向に向けちゃう癖があるので、そこはキャッチボールからサード方向に胸をずっと向けているイメージで投げています」と教えてくれた。

 20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けてから今季、本格復帰のシーズンになっているが、ここまで12試合・71回1/3を投げて、5勝3敗、防御率は2.52、リーグ3位の89奪三振をマークし、7月19日(バンテリンドームナゴヤ)、20日(マツダスタジアム)に行われる『マイナビオールスターゲーム2023』に監督選抜での初出場が決まった。

 「一番はシーズン。ちゃんと投げて優勝することが目標。シーズンに集中して、オールスターになったらオールスターのモチベーションでやっていきたいと思います」。チーム内では頼れる存在になりつつあり、オールスターにも選出され球界を代表する投手への階段を登り始めている。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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