降板の際は首を振り不満の表情、バットでは2安打
エンゼルスの大谷翔平選手(29)が14日(日本時間15日)、本拠地エンゼルス・スタジアムでのアストロズ戦に「2番・投手」で先発出場。6回途中5失点(自責点4)で降板し今季8勝目はお預けとなった。
後半戦初戦のマウンドを託された二刀流。強力・アストロズ打線を相手に3回までゼロを並べたが、2点リードの4回は先頭からの3連続四死球で無死満塁のピンチを招いた。そのあと、適時打と内野ゴロの間に2者が生還。2-2の同点に追いつかれた。
5回は一死から連続二塁打を浴び逆転となる3失点目。さらに、三塁・レンヒーフォの適時失策で4点目を失うと、両手をひざにつきガックリとうなだれた。その裏、自らの安打を口火に4-4の同点に追いついたが、6回表も続投した大谷は、先頭打者にこの試合3つ目の四球を与え降板。この日も中盤から右手指先を気にする仕草を見せ、降板の際は首を振りながら納得のいかないような表情を浮かべた。
大谷をリリーフした2番手・ウェブもアストロズ打線に捕まり、6回だけで計3失点。大谷の登板結果は5回0/3で94球、5安打5失点(自責点4)、7奪三振4四死球となり、防御率は3.50となった。