押し出しでの勝ち越しが“幻”に
ソフトバンクが2年ぶりの8連敗を喫した。
1-1の同点で迎えた8回二死満塁。3番・近藤健介が3ボール1ストライクからの外角直球を見送り押し出し四球かと思われたが、球審はストライクとコール。結局、フルカウントから空振り三振に倒れて勝ち越しの絶好機を逃した。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次氏は微妙な判定について「投げた瞬間ボールかと思いましたが…」と振り返り、「これはねぇ…ボールにちかいような気はしますけど…」と言葉を濁した。
フルカウントから空振り三振に倒れた近藤については「ものすごい甘い球でしたね。あの近藤がこの球を空振りするのはめずらしい」と、押し出しでの勝ち越しを確信していただけに気持ちの部分で切り替えがでいなかったとの見解を示した。
ソフトバンクは泥沼の8連敗。今季9試合を予定している『鷹の祭典2023』は、現時点で0勝5敗と負け越しが決まった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』