○ 西武 7 － 2 日本ハム ●
＜14回戦・ベルーナドーム＞

　日本ハムは6年ぶりの10連敗。長いトンネルを抜け出せず、借金15の最下位で前半戦を終えた。

　2試合連続完封負け中の日本ハム打線は初回、3番・マルティネスが11号2ランを左翼席へ運び先制。これが25イニングぶりの得点となった。しかし2回裏、先発の鈴木が4連打を食らいノックアウト。無死満塁でリリーフした福田が2点適時打を許し、2－4と試合をひっくり返された。

　追加点が欲しい打線は西武先発・隅田の前に6回まで初回の2得点のみ。左腕の前に12三振を喫した。3点を追う7回は西武2番手・本田を攻め無死満塁の絶好機を作るも、1番・万波は浅めの右飛。その後も途中出場の加藤豪は見逃し三振、最後はマルティネスが三ゴロに倒れ、無死満塁で1点も返すことができなかった。

　投手陣は6回に4番手の山本が移籍後初失点を喫し、7回は宮西が2者連続被弾。ここまで踏ん張ってきた救援陣にも綻びが出て、12球団最速で50敗目（35勝）を喫した。